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レ・トネル

[3/16ワイン会レポート]レストランぶどうの森 レ・トネルでワイン会が開催されました

2025.03.26

日時:3月16日(日)
場所:レストランぶどうの森 レ・トネル

山本益博氏の料理哲学に導かれながら、ワインとお料理を楽しむ特別なひととき。
その様子をご紹介いたします。最後には次回のご案内もございますので、ぜひご覧ください!

◆ワインリスト

・Champagne Jacquesson Cuveé #747
・Ch. Haut-Brion1982
・Ch. AUSONE1982
・Pinot Gris Grand Cru Hengst Selection Elise 2017
・Ch.Cosd‘Estournel 1996
・Ch.d‘Yquem1989

会の幕明けはChampagne Jacquesson Cuveé #747から
ホワイトアスパラとヤリイカのセビーチェ/桜の香りのイサキ、文旦のサワークリーム/ボコル、発酵トマトと自家製カラスミ/デーツと山椒風味の熊肉のパテ
Ch. Haut-Brion1982

[福島ソムリエのコメント

・Ch. Haut-Brion1982
シャトーオーブリオンはボルドーの5大シャトーの中で唯一グラーヴ(フランス語で砂利)地区にあり個性的なワインを生み出しています。実は20年前に訪ねたことがある思い出のシャトー。まさか40年も前の偉大なヴィンテージを金沢で抜栓する日が来るとは…感慨もひとしおです。まだまだ若々しく優雅で力強い芳香。長い熟成を経て重ねられた幾重もの香りが時間とともに徐々に開いていく様は貴重で素晴らしい体験でした。

シャトーオーゾンヌ1982を抜栓中の福島ソムリエ。70年代のロマネコンティを経験した今、もはや恐いものなし…
無事に抜栓。Ch. AUSONE1982

[福島ソムリエのコメント

・Ch. AUSONE1982
「オーゾンヌ」とはかつてここで生涯をおくったローマの詩人アウソニウスにちなんで名づけられたとされています。古い歴史をもつ由緒正しいシャトーです。抜栓して直ぐは、オーブリオンより落ち着いていて、初めに静寂の時間があり、そのあと少しずつ香りが華開くまでに時間がかかりました。その後は甘美で類まれな素晴らしい香りに満ちました。

山本益博氏(写真中央)。ソムリエドヌールでもいらっしゃる山本氏との語らいこそ、このワイン会の醍醐味
マーガオの香りをまとったフォアグラソテー。タロッコオレンジソース、金時人参のクリスプが黄金色に彩る
フォアグラは、Pinot Gris Grand Cru Hengst Selection Elise 2017とともに
雷鳥といいづな地鶏の温かいテリーヌ。フレッシュモリーユ(香りと旨味の強い、春の茸)のソースで
Ch.Cosd‘Estournel 1996
次のお料理のソースを、コスデストゥネルの澱で仕上げているところ
氷見牛の炭火焼き、澱のソース。右奥からモレ・デ・セニーサ、甘トロ葱、プンタレッラ、鹿のブラッドソーセージ
フランス産コンテ(左手前)と富山県産ラクレット(右奥)、ローズマリー風味のパイ、マルメロのアテ
お好みで、オーゾンヌの澱をあわせて。チーズのクリーミーさ・塩味と絶妙に調和する
デザートには、当たり年のCh.d‘Yquem1989
紅ほっぺとレモングラスのコンポートに、薔薇のエスプーマ、シャンパーニュのソルベ
黒トリュフのブリュレ、ソーテルヌのエスプーマ。ソーテルヌの余韻と見事に調和する、山本氏お墨付きの一品
最後に厨房スタッフ一同、ご挨拶。温かいお声と拍手をいただきました。お越しいただきました皆様、本当にありがとうございました

次回ワイン会のお知らせ

日時:2025年10月19日(日)12:00~ 
場所:レストランぶどうの森 レ・トネル
定員:8名様

詳細のお問合せや参加のお申込みは、レ・トネル公式サイトのお問い合わせフォームまたはお電話にて承ります。
TEL:076-258-0204 (担当:喜多)

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