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洋菓子工房

にゃんこトラのお菓子の新作はフロランタン!能登の復興を祈るストーリーで7月中旬発売

2024.07.09

能登生まれ金沢育ち、9才のにゃんこ「トラ」。
これまで彼をモチーフにした数々のお菓子が誕生しましたが、今日でも金沢土産はもとより地元のみなさまのちょっとした手みやげにもご贔屓(ひいき)にしてくださっていることが心からありがたく厚くお礼申し上げます。
そして2024年7月、新たな仲間が加わることになりましたのでご紹介いたします。
(今販売しているにゃんこトラのお菓子はこちらから)

にゃんこのフロランタンモナカ in Kanazawa

香ばしいモナカ種に、キャラメルで包んだアーモンドが入ったフロランタン。金沢の大野醤油で香ばしい香りとコクをプラスしました。金沢から故郷の能登の復興を祈るトラの思いを表現したお菓子です。

こだわりのポイント

●モナカ種はサステナブルなカカオ入り!

それ自体は「にゃんこのチョコモナカ in Kanazawa」でもお馴染みのサイズと形ですが、今回はみんなの幸せを願うトラの思いを表現するために、原料のもち米の他にチョコレートのサステナビリティを追求するプログラム「カカオ・トレース」のカカオパウダーも忍ばせています。そのため、これまでのものと比べるとほんのりと黒みがかかって、祈りを込めるにふさわしい落ち着いた印象に仕上がっています。(カカオ・トレースの特設サイトこちらから)

新作「にゃんこのフロランタンモナカ」のモナカ種。サステナブルなカカオパウダー入りで、ほんのりと黒く、落ち着いた印象。
今夏も販売している「にゃんこのチョコクッキーモナカ in Kanazawa」。フロランタンモナカに比べるとこちらのモナカは米菓らしい明るい配色

●金沢・大野醤油入りのキャラメル

今回のもう一つのこだわり素材は金沢のヤマト醤油味噌さんからいただくお醤油で、アーモンドがまとうキャラメルに使用しています。おかげで、個包装の封を切ると醤油の香ばしい香りがふわりと広がり、頬張ればほどよい塩味とコクがしっかりと感じられます。

実はこのレシピは、春にご用意した「フロランタンもなか」を継承したもの。こちらは販売休止しておりますが、あまりの完成度の高さに金沢を訪れた方へのお土産としてお楽しみいただきたい!という思いから、この度にゃんこのお菓子に採用されたのでした。

モナカとフロランタンをビターチョコでつなぐレシピの「フロランタンもなか」。今春発売しました。

●美味しさへの挑戦

そもそも「米と醤油」という組み合わせは、日本人が脈々と受け継いできた味覚のDNAのいわば本丸。だからこそ中途半端には挑めないタイトルです。

もなか種の原料であるもち米は、栽培する地域の気候風土にあわせて様々な品種があり、新潟県を中心とした「こがねもち」や九州地方の「ひよくもち」などが有名ですが、北陸では「新大正もち」が圧倒的な人気の品種。本商品のもなか種は、新大正もちの風味を活かしながら香ばしく焼き上げています。

その器に詰めたのがパリリとした食感のキャラメルアーモンド。前述のとおり、金沢の大野醤油の香りとコクを閉じこめたキャラメルがクラッシュアーモンドをまろやかな甘さで包み込んで、心地よい香ばしさを生み出しています。最後に丁寧にトッピングした大きめのアーモンドが、見た目と食感で躍動感を与えています。

そんな米と醤油のコラボレーションであるこのフロランタンは日本と地元の食文化へのオマージュ。組み合わせとしては鉄板でも、キャラメルやアーモンドなどの新しさが加わることで、一体感の中にそれぞれの個性が花開く小宇宙がここに表現されました。

●ストーリー

いつもは辛い思い出と重なるトラの故郷の能登ですが、今回はそれでも特別な思いをもって復興を祈るトラをモチーフにしました。パッケージ側面でご紹介しています。


この度の震災でぶどうの森でもご家族や友人が避難生活を余儀なくされたり、自身の住居も被災したりするスタッフがいます。半年がたった今でもライフラインすら復旧していない地域もあることに心が痛みます。復興の道はまだまだ続きますが、こんなお菓子をご用意することも一助になると祈りつつ、これからも皆さまと一緒に応援していければと思っています。どうか引き続き石川・能登にご注目いただきますようお願いいたします。

品名:にゃんこのフロランタンモナカ in Kanazawa
価格:1個 238円/1箱(6個入)1,512円
取扱店舗:洋菓子工房ぶどうの森 各店


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