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洋菓子工房

夏のはじめの年中行事「氷室の日」と「七夕」、限定ケーキで参加しましょう

2024.06.19

6月末から7月上旬の約10日間は金沢近郊のお菓子屋さんの繁忙期。7月1日が「氷室の日」、7月7日が「七夕」だからです。文化を大切にしたいと考えるぶどうの森にとっては、いずれも取り組むべき大切な年中行事。今年も限定スイーツをご用意します。

氷室の日

7月1日は氷室の日。加賀前田藩が将軍家に雪氷を献上したことにちなみ、市井では本格的にはじまる夏を息災に過ごすことを祈念し縁起物を食べるようになったそうですが、その風習は今日の金沢にも息づいています。

2023年の雪室シュー(左)と2022年の雪室大福(右)。いずれも氷室まんじゅうをモチーフにケーキで表現。

ぶどうの森でも、メジャーな氷室フード「氷室まんじゅう」のオマージュ・スイーツに過去何度も挑戦してきました。しかし、氷室の日に食べられてきたのはお饅頭だけではありません。そこで今回はその中のひとつ「杏」を使いながら、気軽に参加いただけるプティガトーをご用意しました。

ひむろーる・プティ

青みかかった生地は「氷室まんじゅう」のオマージュ。かすてらでも使用している国内ブランド「宝笠」の小麦と富山県の牛乳も使用してふんわり&もっちりに仕上げました。中に巻いたのは、ほどよく粒を残したやさしい甘さのあずきクリーム。トップには生クリーム、氷室フードでもある杏のシロップ漬けに、南天の葉を添えて爽やかさと涼しさを創出しました。
和菓子が苦手な方や洋菓子がお好きな方にぜひお楽しみいただきたい氷室菓子です。

品名:ひむろーる プティ
販売期間:6月30日~7月1日
価格:454円
取扱店舗:洋菓子工房ぶどうの森 (百番街店を除く)

七夕

中国の行事や日本の伝説が混ざっているそうで、諸説あるというもののみんなが知っている年中行事、七夕。
引き裂かれた2人がこの日の夜だけは河をわたって手を取り合うことができるというロマンチックさから、「サマーバレンタイン」として恋人たちへアピールされた時代もありましたが、恋愛人口(?)の減少からか最近ではそのコピーを目にすることが少なくなったように思います。
おなじみは願いを短冊にしたためてその成就を祈る風習ですが、それもしばらく縁遠いなという方も少なくないでしょう。そこで今年は、老若男女気軽に七夕に参加いただけるよう限定ケーキに加えて定番プティガトーの装いをアレンジしてご用意しました。

七夕の星空レモンクリームロール

レモンクリームを包んだ細めのロールケーキを覆うようにたっぷりと絞ったのもレモンクリーム。キュンと甘酸っぱいWレモンは、暑くなる時期にもすっきりとお楽しみいただける爽やかな味わいです。トップには、クラッシュジュレや色とりどりのフルーツをあしらって、ミルキーウェイときらめく無数の星々を表現しました。
七夕の文字が入ったチョコプレートはぶどうの森のオリジナルデザイン。親しみの持てる上品な笹飾りの絵柄で、七夕を演出してくれます。

品名:七夕の星空レモンクリームロール
販売期間:7月5日~7月7日
価格:1,728円
取扱店舗:洋菓子工房ぶどうの森 (百番街店を除く)
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プティガトー

こちらはこの時期にご用意しているプティガトーから選定した2アイテム。「七夕の星空レモンクリームロール」同様、七夕のオリジナルプレートを付けてご用意します。

七夕・ブルーベリークリームモンブラン(左)と七夕・苺ショート(右)。七夕プレートをのせてご用意します。

品名
・七夕・苺ショート
・七夕・ブルーベリークリームモンブラン
販売期間:7月5日~7月7日 
価格:各594円
取扱店舗:洋菓子工房ぶどうの森 (百番街店を除く)

文化や風習には先人たちの知恵や祈りが多く込められていますが、
年中行事はそんな彼らのつつましさやたくましさに触れるよい機会のように思います。
ケーキで気軽に参加して、先人たちに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


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