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ぶどうの森農園の「紅ほっぺ」いちご、今年も順調!少しずつ店頭に登場しています
2024.01.19
ぶどうの森といえば、ぶどう。
…もちろん間違いないのですが、あえて言わせていただきたい!
夏から初冬はぶどうですが、冬から初夏は苺✨なのです!
本店敷地内のハウスで栽培を始めた苺も今年で5シーズン目。作付け面積はハウス4棟まで拡大し、栽培技術も年々高まっています。
今シーズンも、クリスマスケーキの一部でひそか(?)にぶどうの森農園の苺が大活躍!
1月上旬から中旬にかけての今の時期は、洋菓子工房のショーケースで使用する苺の約98%はぶどうの森農園の苺を使っているのでした。
ただし、まだまだ走りの時期。
そこで今回は現状報告と今年のトピック、今後の予定(どちらかというと希望)についてお知らせいたします。
〇今シーズンの状況
今年も栽培品種は「紅ほっぺ」。ぶどうの森農園でも2年前まで栽培していた「章姫(あきひめ)」、そして「さちのか」の交配により生まれた品種です。
やや大きめの長円錐形の果実で、果皮はつやのある鮮やかな紅色。果肉は内側もほのかな赤色で、熟せば香りも華やか。甘味と酸味のバランスがよく、イチゴらしい美味しさが魅力の品種です。
ぶどうの森農園の苺は一般的な苺と同様12月~初夏までが収穫期。シーズン中4、5回花が咲き実をつけます。
栽培技術のひとつに個々の果実に養分をいきわたらせるための「摘果」がありますが、昨年は1回目の1番果から2番果に間があり、その間の収量が激減してしまったことから今年は1番果の摘果を制限しました。
そのため(今のところは)この時期も安定した収量を確保し、途切れることなくケーキの原材料として自家製苺をご用意できています。
栽培担当者によると、今年の品質も上々とのこと。
とりわけ1番果から2番果が収穫できる1月~3月上旬ごろまでの果実は、旨味が凝縮し力強い風味をお楽しみいただけるとのことでした。
〇今年初めての取り組み:イタリアンカフェ 本店
1番果の摘果制限に加えて、今年初めて取り組んだのはイタリアンカフェ本店 店内でのプランター栽培です。
これまでもイタリアンカフェ本店では、苺パフェのオーダーが入るごとにハウスに収穫に行くという荒技を断行することで産地ならではのサービスをお楽しみいただいておりました。
今年はさらに進んで、視覚的にもダイレクトに楽しんでいただこうと店内にプランターを設置。そこで苺を栽培するという試みをスタートしました。
ハウス内での栽培と異なり、エアコンの乾いた風が直撃すること、水はけが比較的悪いこと、高度な受粉技術が遺伝子に組み込まれているミツバチさんには劣る人工授粉(スタッフが心を込めたマニュアル受粉)であることもあり、育つ果実はその前途が心配されている状況です。
しかし「なんでも挑戦してみよう!」という姿勢が大切です。ご来店くださる方に産地の恵みを体感いただきながら、美味しい果実が店内で生まれることを願って日々試行錯誤しています。
それが叶った暁には、店内で収穫したものを適切に提供できれば…!と夢見ています。
イタリアンカフェ 本店の紹介はこちらから
〇今の時期のおすすめアイテム
1月下旬の今の時期、その日の収量にもよりますが以下のアイテムで使用しています。
[洋菓子工房]
苺のショートケーキ
デコレーションケーキ各種
[ガーデン&ファーム]
苺のパック販売(価格は時価です。ご予約・お問い合わせはこちら▶TEL:076-258-0821)
[イタリアンカフェ 本店]
ぶどうの森農園の紅ほっぺ苺パフェ 2,200円
苺とベーコンのクリームパスタ 1,500円
☆おすすめ!とろけるフォンダンショコラと農園いちご(2月末頃までの期間限定)
〇今後について
収量が増えてくるのは2月中旬以降。
そのころには、ぶどうの森の総力をあげて今年も各店舗でご用意したいと思っています。
- 洋菓子工房:ぶどうの森農園いちご、もりもりフェア(プティガトー、ロールケーキ、デコレーションケーキ各種)
- イタリアンカフェ・カフェ:ぶどうの森農園いちごのもりもりパフェ
- ガーデン&ファーム:苺のパック販売(予約対応可)
- ぶどうの森農園:いちご狩り
予定がわかり次第、公式サイトで随時お知らせしていきます。
どうか、今シーズンもご注目いただきますようお願いいたします。