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洋菓子工房

進化し続ける洋菓子工房のスペシャリテ、「41年目のチーズケーキ」誕生します。

2023.07.08

洋菓子工房ぶどうの森のスペシャリテ、チーズケーキ。
ぶどうの森の創業時のカフェで、最初に用意したケーキはレアチーズケーキでした。
創業25周年に合わせて、塩崎部長が発売したのもチーズケーキでした
創業30周年には、常温でレアチーズのような食感をもとめたチーズケーキをご用意しました。

周年記念として進化し続けるチーズケーキのレシピ。
2023年も41年目を迎えるにあたり、新しいレシピでチーズケーキをご用意いたします。今回はそのご紹介です。

41年目のチーズケーキ

創業41周年を記念して登場するチーズケーキ。
上からレアチーズ、ベイクドチーズ、サブレで構成される3層仕立ての「40年目のチーズケーキ」のレシピを、今日に合わせて更新したものです。大切にした次の3つの視点からご紹介します。

品名:41年目のチーズケーキ
価格:648円(税込)
発売:2023年7月10日

7月10日に発売する「41年目のチーズケーキ」、レアチーズ・ベイクドチーズ・サブレの3層仕立て。

〇基礎のレシピが生まれた理由

このケーキはもともと、約30年前に塩崎シェフがフランスで食べたフロマージュブラン(フレッシュチーズ)の美味しさを回想して作ったレシピを基にしています。
まるでヨーグルトのようなフロマージュブランのなめらかさやフレッシュ感に感動した若かりし日の塩崎シェフは、レアチーズムースに使用することで、爽やかで心地よい酸味を引き出し、なめらかな口どけを実現。
それを濃厚なベイクドチーズ、香ばしいサブレと重ねて、さらに美味しさを引き立てたのでした。
それは創業25周年を記念するケーキとなり、「25年目のチーズケーキ」として皆様にお楽しみいただきました。

フレッシュチーズのフロマージュブラン。まるでヨーグルトのようなフレッシュ感に若かりし日の塩崎シェフは感動したそう。

〇セタナオーガニックさんとの出会い

ぶどうの森では、北海道の瀬棚(セタナ)地区で有機酪農と有機農業を循環させた「有機循環型モデル」を構築する「SetanA organic(セタナオーガニック)」さんからいただく貴重で希少な有機フロマージュブランを使用しています。

セタナオーガニックさんのフロマージュブランは、有機バターの製造時に生まれる副産物であるノンファットミルクを原料に活用しており、乳脂肪分の少ない爽やかな味わいが大きな特徴でしたが、昨年ノンファットミルクを使わないレシピへと大きく変更することになりました。
そして出来上がったセタナ・オーガニックさんの新・有機フロマージュブラン。爽やかさはそのままにミルク感が増し、塩崎シェフが心動かされたあのフロマージュブランに近い味わいになっていたのでした。

広大な牧草地で健やかに生きるセタナオーガニックの乳牛たち。高品質な生乳から作られる有機乳製品をぶどうの森でも使わせていただいています。

※現在はセタナオーガニックさんで生クリームを作る時に生まれるノンファットミルクを使用して「チーズケーキHazico」をご用意しています。詳細はこちらの記事で。

〇時を経て、原点回帰

創業25年を記念した「25年目のチーズケーキ」の発売から数年が経過した後、セタナオーガニックさんとの出会いからノンファットミルクを使用した有機フロマージュブランをいただくとことになりました。
そして、レモンソースをかけた「35年目のチーズケーキ」が完成しました。
昨年は地元の農家さんとのつながりを大切したいという気持ちから、ソースに金沢ゆずを使用した「40年目のチーズケーキ」が生まれました。(詳細はこちらの記事で)

そして今年の41年目。原料の味わいに合わせて、改めて「原点回帰」の思いでご用意したのが「41年目のチーズケーキ」。
これからも大切にするのは、農家さんや農産物に敬意をはらうこと。素材のポテンシャルを追求し表現すること。
その上で美味しく美しく、物語のあるケーキをお届けしていきたいと考えています。

左から25年目、35年目、40年目に周年記念としてご用意した「〇年目のチーズケーキ」。

時代も環境もかわるから、ケーキも変わっていきます。しかし、大切にしたいことは変わりません。
どうかこれからも変わりゆくぶどうの森のチーズケーキをお楽しみください。

※予告:2023年8月10日、創業時のチーズケーキを再現した「41年前のチーズケーキ」を数量限定で販売予定です。お楽しみに!


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