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洋菓子工房
6月に登場する2つの新定番、「トライフルロール」と「Moriのポット」をご紹介します
2023.06.06
ケーキ屋さんに入るとすぐに目に飛び込んでくるのはショーケース。そこに並ぶケーキたちは、そのお店の顔とも言えます。
定番の顔ぶれから季節の顔ぶれなど、それぞれのケーキにはショーケースの中での役割があるものですが、ぶどうの森では定番アイテムを少し入れ替えてみようか!という話が上がりました。
とはいえ、お店の顔で定番商品。皆さまのご意見もいただきたく、新定番候補ということで2種、ご紹介します。
トライフルロール
販売価格:1,620 円
発売日:2023年6月6日
ここ1年間は「きらきら果実のかすてらロール」をご用意してきた「ロールケーキ」枠。
その名の通り、こだわりの果実をかすてらのような甘い香りを放つもっちりの生地とお楽しみいただくケーキでしたが、今回ご用意するのはおまかせ果実をふんわり巻いた「トライフルロール」です。
トライフル(Trifle)とは、イギリスのデザート。
カスタードやスポンジケーキ、フルーツなどあれこれ気ままな材料を器の中に重ねてつくるケーキとのこと。このロールケーキでもそんな身近で親しみやすい味わいをイメージしました。
〇ポイント1:受け継がれるもの
「果実のかすてらロール」から「トライフルロール」へ。
商品は変わりますが、変わらずに受け継がれるものがあります。それは自慢のクリームと小麦粉。
クリームはコクのあるカスタードクリームとあっさりの生クリームのWクリーム。そして、かすてらでも使用している国産小麦「特・宝笠」はトライフルロールでも使用しました。
〇ポイント2:同じ小麦を使っていても、ここまで違う!
トライフルロールの生地は、見た目も風味もこれまでの「かすてらロール」とは全く別物です。
「かすてらロール」では生地そのものの美味しさをお楽しみいただきたく、原料の卵白と卵黄を別々に泡立てる「別立て」を採用することで、力強い香りや甘みがしっかりと感じられるものに仕上げていました。
それに対しトライフルロールでは、フルーツの甘みや酸味を引き立てるためにクセのない生地を目指しました。
そこで、卵黄と卵白を一緒に泡立てる「共立て法」を採用しています。おかげで、しっとりもっちりとした食感はそのままに香りがほどよく抑えられて、まろやかでお召し上がりいただきやすい風味に仕上がりました。
そんな生地の違いもお楽しみいただければ幸いです。
Moriのポット(シフォン・バウム)
販売価格:各864円
発売日:2023年6月中旬
こちらは「ぶどうの森40周年記念プロジェクト」no.35として登場する新しいケーキ。
ぶどうの森のエシカル商品「Hazico(ハジコ)」ではありませんが、はじっこを活用したアップサイクル商品です。
試作品のシフォンケーキやバウムのはじっこなど、商品にならなかった部分と特製ソース、自慢の生クリームを惜しげもなくたっぷりとMoriこんで作りました。(ぶどうのMoriなだけに)。
しかし、「はじっこ+ソース+クリーム…って雑!」と侮るなかれ!これがなんとも美味しいのです。
例えばシフォン。ふんわりとした食感のシフォン生地には爽やかなベリーのソースをかけて、生地とほぼ同じ量のあっさりとした生クリームを重ねていますが、どこまでシフォンでどこからが生クリームだったかわからないような一体感!もしかしてムースを食べていた?と錯覚するほどです。。
それがバウムなら、全く異なる美味しさ。香ばしく窯焼きしたバウム生地は珈琲シロップがじっくり浸みこんで、ほどよい食感を残しながら風味が増し、たっぷりのチョコクリームがまるでパフェのような贅沢感と大満足の食べ応えを創出してくれるのです。
〇ポイント:見た目以上のジャンボサイズ
画像だけでは伝わりづらいのですが、実はかなりのジャンボサイズ!
高さ約10cmの紙製ポットなので、ショーケースの中で異様な存在感を放つこと必至!
そんなわけで、2~3人でシェアしても十分お楽しみいただける量ですが、あまりの美味しさにうっかり1人占めしちゃった!という方もきっと続出すると思っています。
「今日の暮らしの中で、もっと身近に」をテーマにご用意してみた今回の新定番。
みなさまの声をお聞きしながら、ブラッシュアップしつつ、定番アイテムとしてご愛顧いただける商品にしていきたいと思っています。
お気づきのことがあれば、スタッフやLINEのメッセージ、問い合わせフォームからお気軽にお知らせいただけると嬉しいです。