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まめや金澤萬久
新任・松本主任が語る!まめや金澤萬久の「わらび餅のバウム」の魅力&お気に入りの楽しみ方のご紹介
2023.03.20
春、それは始まりの季節。
ぶどうの森から生まれたお店「まめや金澤 萬久」でも、この春に着任した松本主任が少しずつ皆様へのご挨拶をはじめております。
彼はこれまで、洋菓子工房ぶどうの森イオンかほく店の店長として地域の皆様からの温かいご支援をいただきながら店を運営しておりましたが、次は「まめや金澤萬久」という新しいステージに挑戦することになりました。
どうか変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願いいたします。
そこで、今回はそんな松本主任からのリコメンド特集です。
改めて「まめや金澤萬久」商品の勉強を始めた彼が、今おすすめしたい「わらび餅のバウム」の魅力とバリエーションを紹介いたします。
そもそも「わらび餅のバウム」とは
層を成したアーモンド生地にわらび餅を重ねた萬久の看板商品。
シュールな様相も面白く、和と洋の菓子の融合を試みる萬久の創意工夫が体現されています。
しかし口に入れると不思議な一体感!しっとりとしたバウム、もっちりのわらび餅で心地よい食感をお楽しみいただけます。
わらび餅のバウムはオンラインショップからもお買い求めいただけます。こちらから
おすすめNO.1 わらび餅のバウム 桜
ほのかな桜の香りと塩味のあるバウム生地に、わらびもちを重ねた季節商品。
わらび餅の中には能登大納言を、表面には桜の密漬けをあしらいました。
春をイメージした桜色が優しい雰囲気を醸しています。
[松本主任からのおすすめポイント]甘じょっぱさ
他のわらび餅のバウムも美味しいけれど、この甘じょっぱさは他のラインナップにはない独特な風味です。
まるで桜餅をそのまま楽しんでいるようで、後を引く塩加減も絶妙です。
ビジュアルも春のワンシーンをそのままとどめたような、はかなさと美しさがよく表現されていると思います。
また、この商品はお酒と一緒にお楽しみいただくのもおすすめです。
とりわけフルーティーな香りと芳醇な味わいのブランデーは、菓子の上品な甘さと組み合わさって、互いの味を引き立て合い、より深みのある味わいが生まれます。
おすすめNO.2 わらび餅のバウム 抹茶
4月発売予定の季節商品。新緑の季節にふさわしく、バウムクーヘンの生地には抹茶を使用。
わらび餅に閉じ込められた能登大納言甘納豆の柔らかな甘さと心地よいはざわりが、菓子に上品な印象を与えています。
[松本主任からのおすすめポイント]リズミカルなビジュアル
ランダムにちりばめられた能登大納言豆が非常にリズミカルな印象で、新緑の時期にふさわしい躍動感があります。
少し汗ばむ時期になってきますので、冷やしてお召し上がりいただくのもよいでしょう。
バニラアイスクリームを添えれば、それだけで立派なデザートプレートが完成します。バニラアイスクリームの滑らかで濃厚な味わいが、バウムやわらび餅、小豆の甘みと組み合わせることで、甘さを引き立て、全体を豊かにまとめてくれます。
おすすめNO.3 わらび餅のバウム 黒豆
わらび餅のバウムの最初の商品で定番の味わい。オレンジピューレを練り込んだバウム生地に、風味豊かな黒豆甘納豆をのせて、わらび餅で閉じ込めて、天面には金箔をあしらって仕上げています。シンプルな見た目から、清涼感と力強さが漂います。
[松本主任からのおすすめポイント]見た目に反して、華やかな風味
ぱっと見ると地味な印象ですが、口に入れるとバウム生地に練りこまれたオレンジピューレの華やかな香りが広がり、風味豊かな黒豆の存在感もしっかり感じられます。想像以上に「派手!」という印象です。和菓子のような落ち着きはあるものの、洋菓子らしい風味が強く、若い世代の方にもお楽しみいただきたい一品です。
おすすめのお飲み物は、ほうじ茶です。その香ばしさが、オレンジの風味をうまく抑えながらも引き立ててくれると思います。
おすすめNO.4 わらび餅のバウム 五郎島金時
こちらは秋冬の季節商品。加賀野菜のひとつ「五郎島金時」の特徴でもあるほくほく(地元では「ごぼごぼ」)とした食感を残しながら蒸し、特製シロップに漬け込んでじっくり旨味を引き立てました。それをオレンジ香る生地とわらび餅で重ねて仕上げています。
今シーズンの販売は終了しましたが、秋に再び登場予定ですのでお楽しみに!
[松本主任からのおすすめポイント]優しい味わい。
最初はどんな味だろうと思ったのですが、思いのほかクセがなく、まろやかで優しい印象でした。
もちろんですが、サツマイモとオレンジは相性抜群で、すんなりとなじむ味です。お子様からご年配の方まで安心してお召し上がりいただけるでしょう。
一緒にお楽しみいただくなら、アールグレイの紅茶がおすすめです。ベルガモットの爽やかな香りが、菓子の風味と重なって、軽やかな印象が生まれます。アイスティにしていただいても、すっきりとした美味しさが生まれるでしょう。
ご案内からもお分かりいただけたように、「わらび餅のバウム」はわらび餅とバウムだけから構成されるのではありません。果実や豆、花、芋、金箔など様々なパーツがまとまって、豊かな味わいを生み出すこの菓子はひとつの小宇宙のようだと感じます。
そう思えば、松本主任もそのひとつ。萬久でも、ぶどうの森でも、皆さまのまわりでも、日本や世界のあちらこちらで、新しい力が活躍して、それぞれの宇宙がますます大きく豊かになっていくと思えるのは、とても幸せなことです。
そんな、春の明るい気持ちのお供に、わらび餅バウムをご賞味いただければ幸いです。