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洋菓子工房
4月1日は魚の形の「ポワソンダブリル」、いたずら心を楽しむアップルパイを召し上がれ
2022.04.01
4月1日はウソをついてもいい日である。
それが日本の文化でないことは、なかなか覚えられない「エイプリルフール」という不思議な単語からも子供心に理解しながら、幼くも浅はかなウソではしゃいだことが懐かしく思い出されます。
しかし、本来は「ウソ」というより「いたずら心」を楽しむための4月1日。
フランスでは、「ポワソン・ダブリル(Poisson d’Avril)」と呼ばれる魚の形のお菓子がこの日の定番です。「4月の魚」を意味するポワソンダブリルは、一説によれば、4月に魚(サバ)がたくさん釣れることから、いたずらに引っかかりやすい人を魚になぞらえてケーキやパイで表現したものだとか。
そんなポワソンダブリルもお店によって、その内容はさまざま。そこで今回は、当店でもご用意している「ポワソン・ダブリル」の魅力をご紹介いたします。
ポワソンダブリル 1,080円
正体は、シンプルでおいしいアップルパイですが、見た目のキュートさに加えて美味しさのこだわりもいっぱいです。しかも手ごろな価格の1,080円!
ポワソンダブリルのWEB予約はこちらから
国産りんごを使用、さわやかな甘さ
うろこに見立てたのは、国産りんご。適度なサイズにスライスして、パイと一緒に焼き上げています。ほどよく火が入ったりんごの果肉はさわやかさを残しながらも、甘さがしっかりと引き立てられました。
香ばしいパイ生地
当店で使用しているのは、フランス産の小麦とバターを使った香ばしいパイ生地。マロンパイやガレットデロワなど、当店でもこのパイ生地を活かした人気商品は枚挙にいとまがありません。
豊かな土地ではぐくまれた良質な素材だから、風味も上質!上品で香ばしい香りと、心地よい重厚感がありながら軽やかな口当たりを備えたパイに焼きあがるのでした。
コクのあるカスタードクリーム
香ばしいパイ生地とさわやかな果実の間に絞っています。当店のカスタードクリームは、「こけこのプリン」でもおなじみの「那須御養卵」を使用。卵の臭みがほとんどなく、なめらかでコクのある味わいが魅力です。
ひとりじめでも、シェアしてもちょうどよい直径約12cm!
常温で数日お日保ちしますので、一度に食べきる必要は全くありません。しかし、きっと食べはじめたら、あら終わってしまったわ!…になる可能性は高いといえましょう。
販売は4月10日ごろまで。
ポワソンダブリルは、4月1日以降もしばらく販売しています。見た目がとってもキュートなので、手土産や贈り物にも活躍しそうです。ご予約も承っておりますので、ぜひお役立てください。webからのご予約はこちらから。
いたずら心を大事にする、そんな日本にはない文化が、彼らの独特のユーモアやウィットに富む会話、豊かな人間性を育んできたのだろうと推し量られます。そして、そのひとかけらがこの4月の魚なのでしょう。
日本では新年度がスタートする4月1日。世界にはいろんな国があり考えがあり平和でない時代もありますが、4月1日という日とこの菓子が、平和と幸せに満ちた未来を祈るきっかけになることを願っています。