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洋菓子工房
秋は焼き菓子、ぶどうの木の自慢の「収穫月のダクワーズ」を召し上がれ!美味しさを生み出す3つの理由をご紹介します。
2021.09.29
早いものでもう10月、いよいよ秋も深まってまいります。
なんでも美味しくなる季節ですが、洋菓子工房ぶどうの木としては、風味豊かな焼き菓子をおすすめしたい!中でも「緑のぶどうのクリームサンド」に勝るとも劣らない自信作、「収穫月(みのりづき)のダクワーズ」を!
すごく自慢の商品なのに、あまりアピールしてこなかったことを深く反省していますが、せっかくなのでこの機に挽回。いかにこだわっていて美味しいかをご紹介いたします!
その1)何といってもスペイン産のマルコナ種のアーモンド、しかも挽きたてを使用していた!
皆さまは、「マルコナ」種のアーモンドをご存知でしょうか。
スペインが誇る高級品種、なんでも「アーモンドの女王」と呼ばれているとか。
お馴染みのカリフォルニアアーモンドとは、もう見た目からちがう。平たくてコロンと丸い形が何とも愛らしい…!
しかしその風味は可愛いというより、別格。ふくよかな旨味、上品な香り、なめらかな食感…どれをとっても秀逸。グルメ市場で高値で取引される特別なアーモンドなのです。
実はなんと、ぶどうの木の「収穫月のダクワーズ」では、このスペイン産マルコナ種だけを使用しているうえに、製造日の朝に、自社工場で職人が使う分だけ丁寧に挽きあげているのでした‥‥!!
珈琲さながら、挽きたてなら香り高いのはご想像通り。しかもそれが「アーモンドの女王」さま✨
…すごいこだわりっぷり、どんだけ贅沢品?!と身内でも驚くほど。
しかし、その手間こそが職人の素材への敬意の現れです。
ぜひ個包装の封を切ってみてください。その瞬間に広がる香りこそが、最高の素材と手間の証。決して他にはないと、自信をもって断言できる豊かさがそこにあります。
その2)職人の腕の見せどころ、随所に高い技術が求められていた!
いい素材を使ったからと言って、美味しいものができるわけではありません。職人は、生地を焼き上げるまで、細心の注意を払っています。
まずアーモンドの挽き方です。マルコナ種は、旨味が強い分含まれる油脂分も多いのが特徴。挽きすぎれば油が出過ぎるし、粗いと食感が悪くなります。ちょうどよい挽き加減が美味しい生地を生むのです。
生地の混ぜ方にも絶妙の加減が必要です。混ぜすぎれば生地が広り、不十分なら生地が浮かなかったり、表面にワレがでたりするのです。
そして砂糖の加減です。窯に入れる前、表面に砂糖を振るのですが、この塩梅(あんばい)がダクワーズ生地の美味しさを左右します。ちょうどよいと、ダクワーズ生地の表面にはペルレ(仏語で真珠、パールの意)と呼ばれる気泡ができます。表面の砂糖が沸騰して生まれるパールのような丸いドームです。
ぶどうの木のダクワーズ生地の表面をご覧ください。丸いたくさんのペルレの跡が見えるでしょう。それこそが美味しいダクワーズの証です。
また、純粉糖と呼ばれる砂糖を使っていることも特徴のひとつです。一般的な砂糖には、コーンスターチなど複数の素材がブレンドされています。ぶどうの木が敢えて混じり物のない純粋な砂糖を使っているのは、味わいに雑味が入ってしまうのを避けるためのこだわりなのです。
その3) 贅沢マリアージュ、ダクワーズ生地&バタークリーム&コンフィチュールの三重奏!
そして最後は、このこだわり生地でサンドしたバタークリームとコンフィチュール、そのマリアージュです。
口どけの良いバタークリームは、お馴染み「 緑のぶどうのクリームサンド」でも登場。
ぶどうの木のコンフィチュールは、有名ブランドからも特別注文があるほどの高い技術があります。
そして、このダクワーズ生地。
アーモンド生地の香ばしい香り、果実味溢れるコンフィチュールのみずみずしさ、バタークリームのコクと口どけの良さ。それらがバランスよく重なって生まれるマリア―ジュがぶどうの木のダクワーズの他にない魅力になっています。
とりわけコンフィチュールは、ダクワーズ専用で用意しています。瓶詰でご用意している「収穫月のコンフィチュール」よりも糖度を高めたダクワーズ専用レシピです。
いかがでしょうか。
ぶどうの木の「収穫月のダクワーズ」のこだわりと、他の追随を許さない美味しさの理由を皆様に知っていただければうれしいのですが、そんなウンチクはいらないかもしれません。なぜなら、何も知らなくても、本当に美味しいから。「本物の美味しさはここにあります」と言える自信作です。
店頭はもちろん、オンラインショップでも販売中!ぜひ改めてお楽しみいただければ幸いです。