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洋菓子工房
あの「にゃんこトラ」のお菓子に新商品、トラの過去を彷彿させる小さなサブレが缶に入って数量限定で登場!
2021.08.02
金沢の皆様にも愛される洋菓子の金沢みやげを作りたい。
そんな思いで開発した「にゃんこトラのお菓子」。
バウムに始まり、サブレにつながり、モナカとキャラメルプリンを経て、ひそかにチョコパイやモナカグラッセに至るまで、知る人ぞ知るラインナップが繰り広げられております。
今回も企画担当者がどうしてもやりたかったわがままを実現させてしまいました、
そう、サブレ缶です。
いや、「サブレ缶」といえば語弊がありましょう。真の希望は、ちいさなサブレにありました。
今は見慣れた約9cmの「にゃんこのサブレ in Kanazawa」ですが、開発段階では、もっと小さなサイズを検討していたのでした。
2口以上の大きさにすると、にゃんこボディを分断してしまうという罪悪感が生まれるかもしれない、
できればいっそ、ヒトクチにできるサイズに…!という、偽善的な心の弱さに加えて、
「ちひさきものは、みなうつくし」という平安時代から脈々と受け継がれる日本人の美学に則ると、企画担当としては必然的に、手のひらに収まるくらいのコンパクト感、というところにたどり着いたのでした。
しかし、その当時、その望みを阻んだのは包装機でした。
「ちひさきもの」は当然軽い!つまり当社が保有する自動個包装機には1個として認められず、個包装できない!
…何たる悲劇!!
泣く泣くそのサイズをあきらめましたが、「ま、大きいのもかわいいね♡」と潔く今のサイズにも惚れ込んで発売した、、、という経緯です。
しかし、この期に及んでも「ちひさきもの」への執着は寄せては返す波のように訪れ、
個包装できないならサブレ缶にしてしまえ!…ということで誕生したのが今回の「にゃんこのサブレ ちいさな思い出缶」なのでした。
能登塩を使用、レギュラーサイズと同じように手作りされることで、ひとつずつ微妙に異なる表情を、あの日のトラの姿に重ねてお楽しみいただきたい、、というコンセプトです。せっかくなので、ストーリーをここで紹介します。
能登生まれ、金沢育ち、9才、人呼んでトラ。
日本海の荒波のような過去をのりこえて、強くたくましく生きるにゃんこである。
今は君子のように穏やかな彼であるが、眠る前のひととき瞳を閉じると、壮絶な過ぎし日の記憶が走馬灯のように駆け巡るのであった。
初めて海を見てトラ模様が太くなったあの日、
辛い別れを経験して(ほんの少し)痩せたあの頃、
ヤサぐれて、身も心も黒くなっていたあの時代(トラ豹変す)。
…鰯雲(いわしぐも)人に告ぐべきことならず
ふと空を見上げ、石川ゆかりの先輩の言葉とともに、今日の葛藤と1つ1つの思い出を大切に心にしまうのであった。
そんなトラの数々の思い出をモチーフにした「にゃんこのサブレ ちいさな思い出缶」。
ちょっぴりビターなチョコと能登塩を使用して、あの日のトラの姿を小さなバターサブレで表現しました。手作りだから生まれるひとつひとつの表情の違いを、トラの思い出に重ねてお楽しみいただければ幸いです。
実は、15枚入りのサブレのうち1枚だけ、白と黒が反転した「黒歴史のヤサぐれトラ」入り。ぜひ目でも舌でも心でも愛でていただければ幸いです。
[商品概要]
品名:にゃんこのサブレ ちいさな思い出缶
価格:1,944円
限定数量:1,200缶
取扱店:洋菓子工房ぶどうの木 各店(8月下旬ごろからオンラインショップでも販売します)
※取り扱い店から地方発送も対応いたします。※8月10日までは送料キャンペーン中です