みんな大好き「ナポリタン」。
由来は「ナポリの」の意のフランス語「napolitain」だそうだが、ナポリはもちろんイタリアにはそのような料理は存在しないことは周知の事実である。日本生まれのこのイタリアンはすでに国民食となって久しいが、近年では「日本に行ったら食べたい日本食」として脚光を浴びているという報道すら耳にするところである。

そんな「ナポリタン」の王者を決めようというのが、カゴメ株式会社さんが主催する「ナポリタンスタジアム」。3回目を迎える2025年では、国内で様々なジャンルのナポリタンを提供する飲食店を対象に「王道ナポリタンリーグ」「個性派ナポリタンリーグ」の２リーグで日本代表を決定します。

ぶどうの森でも、日本の顔として進化するナポリタン文化の振興に寄与するべく、小松シェフがふるってエントリーしたところ、見事北陸エリア大会「個性派ナポリーグ」部門でゴールドを獲得しました！

このゴールド受賞メニューは、期間限定でイタリアンカフェでも提供することになっています。そこで今回は、この勝ち抜きメニューの魅力をご紹介します。

食べて能登を応援 ブルーベリーナポリタン

価格　1,650円
提供期間　3月24日～7月末ごろまで
取扱店舗　イタリアンカフェぶどうの森 各店（本店・イオンモールかほく店・金沢フォーラス店）

★こだわり素材
・能登豚のパンチェッタ…能登豚を本社工房で丁寧に塩漬けしました。
・ビタミンちくわ…七尾市スギヨさん製。みんなのソウルフード。
・ブルーベリー…能登町産手摘みの完熟果実。冷凍されていたものを使用。
・ぶどう畑のジュース…ぶどうの森自慢の自家製ジュース。スチューベン種を丁寧に絞った濃厚な味わい

存在感を放つのは、スギヨさんの「ビタミンちくわ」。丁寧に塩漬けした自家製の能登豚パンチェッタの旨味が、心地よい食感のちくわの味わいにさらに奥行きをもたせます。トマトソースにはブルーベリー、隠し味として「ぶどう畑のジュース」も加えてさらに風味豊かに。素材に耳を傾け続ける小松シェフの真骨頂がここに発揮されました！

試食させていただきました！

「む、紫…？」が第一印象でしたが、食べれば紛れもなくナポリタン！。トマトソースは、2つの果実からの心地よい甘酸っぱさがプラスされて好印象です。もはや玉ねぎと同化したようなビジュアルの豚肉にも驚きましたが、光ったのはやはりスギヨさんのビタミンちくわです。果実の色で染められたボディは強烈な貫録で、まずはそれがちくわかどうか疑いのまなざしを向けること必至。しかし目を凝らせばやはり、ちくわ。そして口に入れると、すっきりとした魚介の味わいに能登豚の脂が絡まって、新しい世界が生まれていました。

★応援お願いします
ナポリタンスタジアムの全国大会は、4月25日(金)～5月31日（土）の期間中カゴメさんの特設サイトでの投票で行われます。ぜひ皆さまからの応援もよろしくお願いいたします

小松シェフから「エントリーしてみようと思って！」と打ち明けられたのが、締め切りの2日前。「ギリギリやろ！」と思わず突っ込んでしまいました。思いのほか夏休みの宿題を最終日まできちんと溜めておくタイプだったようです。
それでもやっぱり社内で誰もが認める実力者、今回もさすがの結果を残してくれました。素材に視覚と味覚でインパクトを与えてアピールすることで能登支援につなげたいという気持ちがよく表れていたと思います。
そんな思いの詰まった「食べて能登を応援 ブルーベリーナポリタン」。期間中にぜひお楽しみください。

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