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洋菓子工房
スペシャリテのモンブランがリニューアル!こだわりの美味しさをもっと身近に
2024.11.15
洋菓子工房のスペシャリテは2つあります。
ひとつめはチーズケーキ。塩崎シェフがフランスで出会ったチーズに感銘を受けて生まれたレシピで、フロマージュブランを使ったレアチーズ、ベイクドチーズ、サブレの3層仕立て。現在は「41年目のチーズケーキ」の名前で、貴重で希少な国産有機フロマージュブランを使ったレシピでご用意しています。
もうひとつがモンブラン。モンブランマニアの塩崎シェフのこだわりが詰まったプティガトーですが、このたびリニューアルすることになりました。
そこで今回は、今のモンブランと新しいモンブランを比較しながら、それぞれの魅力をご紹介したいと思います。
今のモンブラン
モンブランをこよなく愛する若かりし日の塩崎シェフが、雷に打たれたような衝撃と感動を受けた名店のモンブランが原型。濃厚なモンブランクリームと、それに包まれた生クリーム、土台はシュクセといわれるメレンゲ菓子、この3パーツ。非常にシンプルな構成です。
しかしそのシンプルさゆえにメッセージは明確。甘みを感じないさっぱりとした生クリームは、栗の風味をより豊かに感じさせ、シュクセのやさしい甘さと繊細な食感が心地よいアクセント。モンブランクリームの美味しさを最大限に楽しんでほしい、というシェフの思いを雄弁に語っているのです。
しかし、ここ数年の物価高騰と職人不足の波はモンブランにも当然押し寄せており、同じものをご用意していくためには大幅な価格改定をせざるを得ないという状況になっていました。
そこでご用意したのが、新・モンブランです。
新作モンブラン
塩崎シェフの葛藤と美味しさへの飽くなき追及の末にたどり着いた新作レシピ。
こだわりゆえの高単価でわずかな人の口にしか入らないケーキよりも、美味しさを確保しながらも価格を抑えることでたくさんの方に楽しんでほしいという願いが込められています。
その店のポリシーを表すのが「スペシャリテ」。これまでどおり栗らしさを大切にしつつも、「マロンの美味しさを際立たせる」より「調和」を大切にしたのが新レシピの特徴です。絶対主役だったモンブランクリームは今回も主役ではあるけれど、チームの構成員としての役割が重視されました。
新作の基本的な構成は、タルト生地、クリーム、モンブランクリーム。
アーモンド生地を流して焼いた香ばしいタルトはマロンの風味を邪魔しない軽い口当たり。その上に絞る生クリームにもマロンを加えることで、モンブランクリームとは異なるマロンへのアプローチを試みました。
重厚感のあるモンブランクリームと軽やかなクリームでマロンの世界の奥行を表現しつつ、アクセントには全体のバランスを考慮してカシスソースを選定、タルトとクリームの間に忍ばせました。角の取れた酸味と存在感のある香りから、躍動感とともにみずみずしさや生命力までも感じられます。
塩崎シェフの方針がケーキの進化となって現れた新作モンブラン。
今のところ12月上旬に登場予定です。ぜひ新しい看板商品もご愛顧いただきますようお願いいたします。
[商品情報]
品名:モンブラン
価格:648円
発売:2024年12月2日ごろ
※商品名と価格は変更ありません。
抹茶モンブランもリニューアルします
少しおまけのようになってしまいましたが、人気アイテムの抹茶モンブランも同時にリニューアルすることになりました。
こちらは、前身の抹茶モンブラン同様「抹茶×マロン」の組み合わせ。
抹茶とマロンの風味のコントラストをお楽しみいただくために、シンプルな構成にしながらも力強い香りと味わいを放つ欧州産のマロンをセレクトしています。
しっとりとしたパウンドケーキに抹茶とマロンのムース、マロンをベースにした濃厚な抹茶モンブランクリームを重ねて仕上げています。形も丸いタルトレットから四角いサイズのケーキへ変わります。
こちらもどうぞお楽しみに!
[商品情報]
品名:抹茶モンブラン
価格:627円
発売:2024年12月2日ごろ