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イタリアンカフェ本店
至極のエスプレッソを楽しむひととき~名機「ラ・チンバリ」の美味しさを田園風景と共に。
2023.04.08
「LA CIMBALI(ラ・チンバリ)」
それは、エスプレッソマシンのトップブランド。エスプレッソコーヒーの本質を探り進化させ、クオリティを高めてきたチンバリ社製のエスプレッソマシンであり、彼らの技術と熱意の結晶です。
世界中のバリスタたちからのリスペクトを集める理由は、それを通して生まれるエスプレッソの品質はもちろん、優れたデザイン性にもあります。そこに「いらっしゃる」だけで空気が異なるような存在感から、カフェやバールでの主役となっているシーンを見かけることは少なくありません。
‥‥実は密かに、それがイタリアンカフェ 本店にもあるのでした!
時は20年前。
イタリアンカフェの改装時、創業者がリニューアルの顔にするためにどうしても必要だと決意して購入したとか。
当時でも高級車並みの価格だったことを考えると、小さな「カフェぶどうの木」が世界の「チンバリ」を購入するのは、非常に先進的であるとともに大きな決断だったろうと慮るのでした。
そんな名機もしばらくは故障リストに入っており第一線から離れておりましたが、ようやくこの度、修理が完了して復活!みなさまに美味しいエスプレッソを再び提供できるようになったのでした!!
そこで、今回はチンバリを使ったエスプレッソ(を楽しんだ素人・洋菓子企画からの)のご紹介です。
そもそもエスプレッソとは
エスプレッソ(espresso)はイタリア語で「急行」の意で、圧搾蒸気を利用して一気にいれた濃いコーヒーのこと。
日本では「ブレンド」や「アメリカン」と呼ばれるコーヒーに馴染みがある方が多いかもしれませんが、イタリア・フランスで、「コーヒー(Café)」というとエスプレッソを指すのが普通だとか。
名前の通り、抽出時間が短く(特急のように速い)、1杯の量も30~40ccと少なくて、たいていは「デミタスカップ」と呼ばれる小さなカップで提供されます。
細かく挽いたコーヒー豆から生まれるエスプレッソは、濃厚でまろやか。表面には「クレマ」と呼ばれるきめ細やかな泡で覆われていて、それが美味しいエスプレッソのバロメーターのひとつになっています。
久しぶり!ぶどうの森のエスプレッソを飲んでみました
久しぶりに淹れてもらったエスプレッソには、しっかりと浮かんだクレマがまるでクリームのようななめらかさを創出していました。
ぶどうの森のエスプレッソは一般的な30cc。香りが非常に豊かで、素材が放つほどよい酸味とまろやかな甘みをしっかりと感じることができました。また、クレマが最後まで残り、心地よい余韻が長く続いたのも、チンバリの力なのだろうとうなずくのでした。
〇美味しくお召し上がりいただくためのワンポイント
砂糖をスプーン半分ほど入れるのが、ヨーロッパ本場の楽しみ方。
ほどよい甘みが、エスプレッソのまろやかさと旨味を引き立ててくれます。
上質なエスプレッソなら、砂糖を入れてゆっくりとスプーンでかき混ぜてもクレマが消えることなく、ふわりと残るもの。これが、豊かで心地よい余韻をもたらしてくれるのです。
その他のメニュー:カプチーノ
カプチーノは、エスプレッソにたっぷりのミルクを合わせて仕上げるカフェメニュー。
レシピは店によってそれぞれあるようですが、ぶどうの森ではエスプレッソに蒸気で泡立てたミルクを注いで仕上げています。
エスプレッソのビターな味わいにミルクのまろやかさが加わるカプチーノは、苦みが苦手という方にもお楽しみいただきやすい柔らかな味わいです。
〇耳より情報
泡立てたミルクとエスプレッソで表現する「ラテ・アート」。
「アート」の域には達しませんが、当日のスタッフによってはかわいいイラストで仕上げて提供します。お気軽にご相談ください。
窓外にひろがる風景も一緒に
そんな、極上のカフェタイムを演出するのが、テラスの外に広がる緑の景色です。
春が終わりを告げ、若い緑が元気よく伸びだす大地の息吹も一緒に感じながら、ひと時をお楽しみいただければ幸いです。
[メニュー概要]
エスプレッソ(30cc) 税込価格:440円
カプチーノ 税込価格:550円
取扱店舗:イタリアンカフェ ぶどうの森・本店
提供時間:14:00~17:00(状況により、ランチタイムにもご用意いたします)