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ぶどうの森・本店
農園の春の始まりは土づくりから。ぶどうの森農園の畑づくりに密着してきました!春の農業体験のご案内も。[3月のラシェット]
2023.03.17
今年は比較的雪の少ない金沢でしたが、なんだかんだと3月頭ごろまでは厚手のアウターが手放せない季節。
軽やかなジャケットにシフトチェンジした3月中旬、ようやく春の訪れを感じるようになってきました。
人間もですが、農園の畑もそろそろ春の準備を始める季節。
ぶどうの森農園でも3月中旬~下旬は、野菜の命、そして畑の土台となる土壌づくりを始める期間です。
そこで今回は、そんな土壌づくりに密着し、ぶどうの森農園の畑づくりの様子をお届けしたいと思います。
農業体験のご案内もございますので、ぜひ最後までご覧になっていってくださいね。
■自然の循環の中で「育つ」畑づくり
ぶどうの森農園では、「農薬や除草剤を使わず、自然の仕組みの中で・できるだけ自然に寄り添った形で育った野菜をお届けしたい!」という想いで日々励んでいます。
そのため使用する肥料等には、化学物質は使わず自然の中で循環する物質を使用したものを選定しています。
また一昨年には本店敷地内にたい肥舎を設置。
レストランから出る野菜くず、珈琲のカス、食品工場から出る製造ロスなどを活用して出来たたい肥も使用しながら、よい土壌・野菜が「育つ」畑づくりを目指しています。
■実際のじゃがいも畑の準備に密着!
3月中旬ごろから春夏~秋野菜の畑準備を順番にスタート。
まずは4月頭ごろに植えつけ予定のじゃがいも畑の準備から取り掛かっていきます。
(1)まずは肥料を撒いて
肥料には、米ぬか・もみ殻をメインに混ぜ合わせたものを使用します。
もみ殻には、上述のたい肥同様にレストラン・食品工場から出る食品残さを農園スタッフが手ずからブレンドし、冬の間に発酵させています。
それらをまず畑一帯に満遍なく敷き広げます。
肥料には土中の微生物の活性化、ならびに植物の成長・病気の予防などの役割があります。
しかし畑のコンディションや作る作物によっては肥料を使わないことも。
農園スタッフのこれまでの経験値と目利きによって、その時その時に一番良い状態を作るようにしています。
(2)土を耕します。
高田農園長がトラクターを運転し、耕していきます。
野菜が生き生きと育つ、柔らかな土壌を目指して…。
(3)細かく整えて、あとは種芋の植えつけへ。
土壌が整った後は、植えつけ場所となる部分に溝を掘り、細かく整えていきます。
このあと、ようやく種芋の植えつけに入っていきます。
■直接手で触れて、「農産物の豊かさ」を感じて。じゃがいも植えつけ体験を4月1日(土)に開催いたします![事前予約制]
ただいま開催中の40周年記念プロジェクト・season3のテーマは「農産物の豊かさ」。
その一環として、ぶどうの森農園では様々な農業体験を企画しております。
その中の春の農業体験の一つとして、じゃがいも植えつけ体験を4月1日(土)に開催することが決定!
年中通してその恵みをいただく「じゃがいも」ですが、それが自然の中で「命」として育っているということに、現代社会の中で触れられる機会はそうないでしょう。
ぜひこの体験を通して、皆さまが農産物の豊かさを感じる機会になればいいなと思っております。
○じゃがいも植えつけ体験概要
[日時]4月1日(土)10:30~
※雨天時および畑の状態が悪い場合は翌日の4月2日(日)の同時刻に延期いたします。その際は前日の夕方5時までにメールでご連絡いたします。
[内容]
じゃがいもの植えつけをご体験いただきます。
【定員】10組
【所要時間】約1時間
【料金】大人(中学生以上)500円、小学生以下無料
※お子様のみでのご参加は受け付けておりません。大人1名様以上のご参加をお願いいたします。
【申し込み方法】専用フォームからお申込みをお願いします。スタッフが確認後、ご連絡いたします。
【集合場所】ガーデン&ファーム前
※洋菓子工房ぶどうの森 本店の隣のお店です。
【持ち物・服装、その他】
・動きやすく汚れてもいい服装と長靴、軍手をご持参の上ご参加ください。
・植えつけ後の育った作物の収穫は本体験には含まれておりません。本体験は植えつけのみのプログラムとなっております。
[急な変更の場合の連絡先]
ガーデン&ファーム(10:00~18:00)TEL:076-258-0821
ご家族と、お友達と、もちろんお一人様でのご参加も大歓迎!
皆さまのご応募を楽しみにお待ちしております。