ダクワーズはメレンゲとアーモンドを使った菓子である。
今日の私たちにお馴染みの形は、かの有名な日本人のパティシエさんが考案されたものですが、その美味しさに感銘を受けたぶどうの森は、原材料や製法にあれこれこだわって、とりわけ「収穫月のダクワーズ」は他にはないと自信をもって宣言できる看板商品になっています。（詳しくはこちらの記事からどうぞ。）

今年は、そんな自慢の「収穫月のダクワーズ」の流れをくむ新商品を作りました。
それが、5月末に発売する「ダクワーズケーキ」！さっそくご紹介いたします。

ダクワーズケーキ

さくっと香ばしいダクワーズ生地、コンフィチュールソース、風味豊かなパウンドケーキ。この3つを重ねて仕上げたのがダクワーズケーキ。「収穫月のダクワーズ」同様、それぞれのパーツの個性とマリアージュをお楽しみいただきます。

■商品名：ダクワーズケーキ（オレンジ、木苺、抹茶）
■価格：1,296円
■保管：常温
■取り扱い：洋菓子工房ぶどうの森各店（百番街店除く）

●ダクワーズ生地（天面部分）

卵白を使用した生地はダクワーズの技術を応用して、ザクザクとした楽しい食感に仕上げています。本商品で淡い緑は抹茶由来、ほのかに香るくらいに控えめに、トップには相性のよいチョコレートでコクをプラスしながら、味わいもリズミカルにしています。

●コンフィチュールソース（間にサンドされたソース）

実は、ぶどうの森のジャム・コンフィチュールの技術は、さる有名ブランドからも委託製造の依頼をいただくほど高い評価をいただいています。もちろん自社でも瓶詰して販売していますが、「ぶどうの森」の菓子やスイーツのパーツとしても、そのすばらしさが遺憾なく発揮されているのでした。

ある時は、「ブーケシフォン」の生地の原材料で、イタリアンカフェ 本店のパンケーキのソースに。もちろん「収穫月のダクワーズ」の中でも。G.W.では、ぶどうパイで登場したのも記憶に新しいところです。

今回は、その中でも香りが華やかで力強い木苺（ラズベリー）のコンフィチュールをソース仕立てにして使用しています。

●パウンドケーキ（ボディ部分）

大切にしたマリアージュの中で、この部分を存分にお楽しみいただきたくて、バランスのとれた旨味と香りを楽しめるものを目指しました。
実は「パウンドケーキ」といいながら、レシピとしては「ガトーショコラ」に近いもの。ぶどうの森のガトーショコラは、口どけのよい生地に確かなコクをたたえながらも、軽やかな口当たりでお子様からご年配の方までお楽しみいただける味わい。今回は良質なホワイトチョコレートを選定し、どっしりとした重厚感でなく、どんな季節にも楽しんでいただける軽やかさと上質感を表現しました。さらに本商品では、果実味をダイレクトに感じるオレンジピールをピュレにして練りこんでいるのもこだわりどころです。

常温でもおいしくお召し上がりいただけますが、夏には冷やしてすっきりとした甘みと程よい酸味のバランスをお楽しみいただくのもおすすめです。

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これまで、箱入りの「ぶどうの木バウム」は、通年商品の「焦がしカラメル」とともに、季節の味わいをご用意してきました。春には「桜とベリー」、夏は「爽やかレモン」、秋冬は「深煎り珈琲」、そのほか「ベルガモットオレンジ」など思い出深い味わいばかりです。

しかし、40周年を機に「ぶどうの木」は「ぶどうの森」へと進み、それとともに商品も成長させていきたいと願ったときに、今回の「ダクワーズケーキ」が生まれました。
「オレンジ、木苺、抹茶」が初めての味わいですが、これまでご愛顧いただいた「ぶどうの木バウム」の季節味の後を受けつぐ商品として、今後も折に触れて新しいマリアージュをご案内できればと思っています。

これからもまだまだ新しい美味しさ・楽しさをお届けしていきます。ご期待ください。

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